Archive for 2009.04.07



2009.04.07

逆流性食道炎 55歳 女性


院長の笠井です。

お医者さんに
逆流性食道炎と診断され、
更年期障害のひとつとして
時が過ぎるのをひたすら待ち続けたDさん。

お腹のハリ、背中の痛み、
不整脈にも似た心臓付近の違和感。

いつも胃の辺りが気になって
猫背になってしまい
実際の年齢よりも老けて見える気がして
かなり落ち込んでいました。

骨盤は後ろに倒れ背中は丸まり
顔が首ごと前に突き出ていて
いかにも疲れた様子でした。

腹部はやはりみぞおち付近と
左肋骨縁あたりがかなり硬くなっていました。

特にみぞおちの剣状突起といわれる
ペン先のような骨が深く内側に折れ曲がるように
落ち込んでいたのが特徴的でした。

カラダの歪みや背骨の生理湾曲を
整えた後
じっくりと剣状突起周辺を優しく緩め
胸骨と肋骨間周辺の筋肉も緩めました。

すると、本人曰く
「瞬間的にす~っとした。
 みぞおち辺りの重さが消えた!」とのこと。
量さえひかえれば
禁断の脂っこいものも食べられるようになったとか。

おそらく原始のわれわれの祖先も
たらふく肉をいただいた後は
胃薬ではなくみぞおちをなでていたのでは(笑)

剣状突起周辺は
食道の不調を敏感に反映しているようです。

皆さんも一度触ってみてはいかがでしょうか?




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