季節の移り変わり
ほほを伝わる風がやわらかくなってきました。
「さぁ、どこに出かけようか」
ほっとするような、
うきうきするような。
ここ回復センターでも
真冬とは違った症状で
お越しの方が増えています。
体を縮める作用が大きい冬から
体をゆるめる作用に徐々に
移っていくのが春です。
ちょっと難しく言うと
「自律神経」が交感神経主体から
副交感神経主体に変わっていきます。
お天気でいうと
三寒四温がまさしく季節の変わり目の
特徴ですし、
「春眠暁を覚えず」というのも
そのあらわれです。
骨格や筋肉も
こわばりが残っているところと
ゆるんでいるところが
まだら模様で散らばってます。
温かい陽気に誘われて
思わずいつもより動いてしまうと
ゆるんだ筋肉にまだなじんでないので
からだにひずみが生じて
痛みを生んでしまうようです。
こんなときには
いつもより慎重な日常が
必要なのですね。