歩いて溜まる!?身体の借金
こんにちは。
姿勢担当の久保です。
前回、「歩き方次第で“歩くこと”は
あなたの身体の財産にも
借金にもなりえます」
とお伝えしました。
皆さんは歩きながら
身体に借金を溜め込んでいませんか?
と、言われても・・・
イマイチ
ピンときませんよね。
そもそも、身体の借金とは
何でしょう。
ひとつは「疲労」です。
疲労自体は、
正しい歩き方をしても
溜まってしまうもの。
ですが、局所的に疲労が
溜まると痛みになって
しまいます。
よく、「歩くと膝が痛くなるので
長時間歩くのは無理だよ」
「歩くと足が痛くなるんだけど、
関節がやられているし、歳だから
仕方ないわ」
という様な話しを耳にします。
ところが、
いざ歩き方を見せて頂くと、
膝に負担になる歩き方を
している方は沢山。
歩くたびに膝に借金を抱えさせ、
今なお増やし続けているのだとすれば、
「もうこれ以上のツケは払えない!」と
膝が痛みを発するのも
当然の正当防衛なんですね。
借金のもうひとつは
「ゆがみ」です。
筋肉のバランスや
歩き方の癖によって、
歩く事でゆがみが
増してしまうケースは
少なくありません。
長時間歩く事で、
逆にゆがみが2倍、3倍
になっていると思うと、
いくら筋肉を使う事や有酸素運動が
健康に良い事とはいえ、
なんだか本末転倒ですよね。
以前、転んだ拍子に骨格がズレ、
そのまま歩き続けていたら足もつけなく
なったという方がいらっしゃいました。
骨折や脱臼をしていた訳ではありませんが、
歩くことでゆがみが大きくなってしまった
のですね。
これは少し大げさ例なのですが、
歩く事で起こり得るマイナスの部分も
知っておいて損はないと思います。
こんな話をすると
「怖くて歩けない!」
「歪まないために歩く量を減らします!」
なんて言葉が聞こえてきそうですね。
大丈夫です。
大切なことは
「歩き方(意識)」と
「歩いた後に何をするか」
次回、借金のひとつ疲労について
少し掘り下げてみましょう。