Archive for 2007.03



2007.03.29

理解しあう言葉


施術で不調者さんを
改善するのが私の使命。

施術の技術はもちろん
自分の全人格・能力(かっこつけすぎ?)を動員して
改善について考え、実行する毎日です。

とくにコミュニケーションについては
施術の出来を左右する
本当に大事なものだと思います。

タイムリミットのなかで
ひとりひとりが
納得するようなメッセージを
瞬時に発する。

ところが・・・・

なかなか痛みが改善しない
不調者さん対応で
時間がおせおせ。

続々と押し寄せる
予約の方々。

そんなときに・・・・

不調者さんに
あらぬ不安をもたせるような
あいまいな言い方、
誤解を招きやすい表現。

ついついやってしまってます。

不調者さんは
その不快感を
こちらにぶつけずに

痛みが取れるまで我慢するか

予約キャンセルという形で応戦するか。

本当だったら
こんな戦いまがいの比喩は
施術所にはふさわしくないですよね。

もっともっと
人間的な幅や懐の深さを養って
真に理解しあえる言葉を
当意即妙にやりとりできるよう

日々がんばっていかなくちゃ。




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2007.03.27

ふれずに改善


心理職に携わるAさんは
肩こりと頭痛に悩まされてました。

通常肩こりでは

肩の位置
姿勢
首の湾曲
などを調べて

そのこりに焦点をあてた
施術を行いますが
Aさんには直接肩には
アプローチしませんでした。

気功?

いいえ。

  私はキャリアカウンセリングなどで
  心理職の一端を垣間見たことがありますが
  その心的負担の大きさは
  かなりのものだと思います。

そこで私は

足と手の指先に
アプローチして
ストレスフルで
緊張を強いられる状態をの緩和に勤めました。

結果ですか?

見立てどおり

患部にふれずにAさんは大改善しました!!




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2007.03.26

黙ってましたね!


私の不在時に何が起きた??

なんと
鍼を打ってもらったとのこと。

過敏症ぐらいですから
鍼による痛みの有無とは関係なく
かなり体中が緊張していた様子。

「鍼をうってもらって
  コリに変化はありましたか?」
と私。

「いいえ、何もなかったです。
 過去に受けてきた鍼と一緒でした。
 でも、先生、なぜ私が先生の留守中に
  他の療法を受けたことがわかるの???」

と驚きつつ逆に質問されました。

私はその場で今一度丹念に
コリの部位を施術して、
緩めてみました。

「いつもならすぐに緩むSさんなのに
 いつまでたっても緩まないから
 不思議に思って質問したんですよ。
 でももう大丈夫ですよ。
 ほら、こうして施術すると
 緩んだでしょ?」

「う~ん、でも先生、ちょっと怖い」

「怖いのはSさんですよ(笑)!
 せっかく改善が進んでいるのに
 新たにコリを作ってはまずいですよ。
 第一、なにが効果的かわからなくなりますよ!」

・・・・われわれが「ブレンド」とよぶ
この「手法のごちゃ混ぜ状態」は
施術者としても慎まなくてはならないし、
不調者の方にもわかってもらいたいことです。




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