先日、産後4か月のお母さんSさんが来院されました。

出産を機に元々痛みが出やすかった

脚の付け根の痛みが強くなったのだそうです。

お話を聞いていくと、出産は2回目。

産後から、出産前に履いていたズボンが入らなくなってしまったことにも

ショックを受けていました。

さっそく骨盤・脚まわりのゆがみを検査してみると、

かなり骨盤が後傾して（丸まって）いました。

ズボンが入らなくなってしまったことと、

脚に痛みが出たこと。

一見全く関係ないように感じますが、実は根本的な原因は

同じです。出産による「骨盤のゆがみ」です。

骨盤の傾きが脚に与える影響はとても大きいです。

今回Sさんは、骨盤が後ろに傾いてしまったせいで、

歩くとき、脚を上げる時にももの前の筋肉を必要以上に使ってしまっていることが

原因でした。

骨盤の角度を戻しながら、脚を正しい位置で使えるようにしていくと、

痛みはかなり出ににくくなりました。

そして、嬉しいことに、出産前のズボンがスッキリ履けるようになったそうです。

逆をいうと、産後急なサイズアップがあったり、

以前履いていたズボンが履けなくなったりした時には

骨盤が歪んだままになっている可能性があります。

痛みや不調を感じる前に、骨盤調整が出来ると理想的ですね！

急激に冷え込みが強くなってきましたね。

本来二宮の11月の寒さは、これくらいの陽気なんだそうです。

今までが暖かかったんですね。

先日、横浜にある祖母の家に整体に行ってっきました。

膝が痛いとよく言っているのですが、

今回はしきりに背中が辛いというので、

みてみると、確かに背中の筋肉がガチガチです。

「何でだろう・・特に何もしてないのに・・」と

しきりに気にするのですが、

実は「冷え」に一番反応する筋肉は背中なんです。

自分が冷やしていると意識してなくても、

実は筋肉は温度の変化に敏感に反応しています。

祖母の話を聞くと、背中が辛いからしきりに

家の柱に背中をこすりつけていたそうです（笑）

気持ちは分かりますが、下手に叩いたり、こすったり

するのはイマイチ効果的ではありません。

おすすめはシンプルに「温めること」

特に、背中が辛い時には“脇の下”の温めが効きますよ。

背中が辛い時には、ぜひお試しください！

日中と夜の温度差が激しい11月ですね。

残念ながら、今年の紅葉は台風、温暖の影響で

あまり鮮やかではなさそうです。

さて前回、骨盤調整をすることで、

血流改善の効果が期待出来ます。

という話をしました。

今日はゆがみが減って、血流が改善されると

起こる良いことにについて少し。

先日来院されたMさん。

ここのところ、胃の調子が悪く、食後に横腹に

張り感が強く出るのだそう。

心配になり、病院であちこち検査しましたが、

特に異常は見つからず、

本人はぐったりのご様子。

からだのゆがみを見てみると、

いつもより背中が丸まり、肋骨と骨盤が近づいていました。

さらに話を聞くと、最近食事の場所を

ダイニングテーブルから、居間の床座りに

変えたのだそうです。

「お腹のスペースが狭くなっているので、

胃やお腹にいく血流が落ちているかもしれませんよ」

とお伝えして、お腹をゆるめ、姿勢を正してみました。

すると本人もびっくりするほど、

もやもやしていたお腹周りがスッキリ！したそうです。

ゆがみで起こる血行不良には

こんな一面もあるんですね。