Archive for 2015.08



2015.08.29

骨盤の傾きで姿勢が変わる!?


こんにちは!姿勢担当の久保です。

 

前回は骨盤の前傾と後傾がどういった

状態なのかご説明しました。

今回はこの傾きが私たち、

特に姿勢に与える影響をご説明します。

 

実は私たちの骨盤は、通常やや前傾した

状態が自然な状態です。

 

この前傾が強くなりすぎると、

腰が反りすぎてしまいます。

この反りすぎの姿勢は腰にかかる負担が

増えることから、腰痛になりやすい

姿勢と言われています。

また、腰が反ってお腹が前に出た分、

重心を後ろに戻そうとして、

背中が猫背になってしまうこともあります。

 

反対に、骨盤の後傾が強くなるとどうでしょうか。

前回、ベルトの背中側が下にきている姿勢が

骨盤が後傾している状態とお伝えしました。

後ろ側が下向きに下がっているというところから、

お尻が下がり、腰が丸まった姿を想像で

きるのではないでしょうか。

こちらは先ほどの前傾が強くなる姿勢と比べて、

腰から大きくカーブを描いて背中まで猫背になっている

イメージです。

 

このように、骨盤の傾斜が少し歪むだけでも

身体の末端に向けて歪みが大きくなって影響を及ぼします。

 

逆を言えば、どんなに背筋をまっすぐにすることを意識しても、

骨盤が後傾している影響で背筋が曲がっているとすれば、

無理に直そうと頑張ったところで

疲れてしまいます。

 

これで、前回の「姿勢と骨盤の関係」の話と

繋がってきたのではないでしょうか。

 

骨盤は前傾しすぎても、後傾しすぎても

身体に悪影響を与えてしまいます。

まずは自分の骨盤がどういう状況なのかを知り、

正しい傾きに戻す方向に

骨盤を動かす練習をすることが大切です。

 

より精密に知りたい方は当院の姿勢精密検査

【ボディコンシェルジュ】もご活用ください。

 

次回は好評をいただいている、

【子どもの姿勢】について

また詳しく掘り下げてみようと思います。

 

お楽しみに。




人気ブログランキング

↑人気ブログランキングに参加中! クリックよろしくお願いします。





2015.08.22

続・姿勢と骨盤の関係


こんにちは。姿勢担当の久保です。

 

今日は以前ブログでお伝えした、

姿勢と骨盤の関係について

ほんの少し具体的に踏み込んで

お話をしたいと思います。

 

最近は骨盤についての知識が

広がってきているせい?おかげ?でしょうか、

自分の姿勢や美容、健康を気にかけている方であれば、

「骨盤が寝ていると良くない」

という話を一度は耳にしたことが

あると思います。

 

とはいえ、話ばかりが広がって

骨盤が寝ているという状態が

どういう状態で、何が問題なのか、

きちんと理解している方は

少ないのが現状ではないでしょうか。

 

実際私もスポーツをしていた学生の頃、

骨盤が起きているのと、寝ているのとを

逆に覚えていた時期がありました。

 

今でこそ笑い話ですが、

間違った知識で毎日悪い方へ悪い方へ

トレーニングしていたので、

大きな怪我がなくて本当に運が良かったと思います。

 

話を本題に戻しますね。

骨盤が寝ているというのは

どういう状態をいうのでしょうか。

 

骨盤が寝ている=骨盤が後傾している

(後ろに向かって倒れている)

反対に、骨盤が起きている=

骨盤が前傾している(前に向かって倒れている)

状態のことを言います。

 

具体的にイメージしてみましょう。

骨盤の上にベルトを締めるとします。

これを真横から見た時に、

ベルトのバックル側が上に来ていて、

反対に背中の方が下にきているとします。

この状態が、骨盤が後傾している状態です。

 

それとは反対に、真横から見た時、

ベルトのバックル側が下にきていて、

背中側が上に上がっている状態。

これが、骨盤が前傾している状態といえます。

 

骨盤の前(お腹側)が上に上がり、後ろ(背中側)が

下に下がるのが後傾。

前が下に下がり、後ろが上がった状態が前傾です。

 

このイメージを掴んでいただければ、私のように

真反対に覚えることはないと思います。

 

 

続きは次回のブログで、骨盤の前傾・後傾が

私たちにどんな影響を与えるのかをお伝えしていきます。

 

お楽しみに。




人気ブログランキング

↑人気ブログランキングに参加中! クリックよろしくお願いします。





2015.08.16

夏の冷えと姿勢


こんにちは、姿勢担当の久保です。

 

今年は世界的にも異常気象のようです。

こんな時だからこそ、自分の体調は

しっかりと自分で守っていきたいですよね。

 

さて皆さんは、外はもの凄く暑いのに

自分自身は冷えているという

経験をしたことがあるでしょうか。

 

暑い夏場は実は身体を冷やす要素が沢山あります。

冷たい飲み物や食べ物ばかりを

食べるようになり、

中から身体を冷やしてしまう、

職場や電車の過度なクーラーにあたることでの冷え、

薄着や裸足での生活による冷えなど

ぱっと思いつくだけでもいくつもあげられそうです。

 

 

本来、体温は自律神経がオートコントロールしてくれるもの

なので、私たちは自分の体温を自在にコントロール出来ません。

 

この自律神経が生活習慣やストレス等で乱れていたり、

血流が低下すると冷えが起こります。

 

今回テーマにあげる姿勢が大きく関係してくるのは後者、

血流の方です。

 

悪い姿勢が身体の歪みや、一部の筋肉の疲労を招くことは

何度かお伝えしてきました。

頑張りすぎる筋肉とサボる筋肉がでてきてしまい、

コリにつながる話もしてきましたが、

この時、縮んでしまった筋肉では血流の低下も

同時に起こっているのです。

よく、不良姿勢による集中力の低下が問題視されていますが、

実はこれも姿勢が悪いことによって、脳に送られる血液が

減少することが原因と言われています。

 

また、筋肉のアンバランスによって歪みが起こり、

歪んだ先への血流低下が起こるという負の連鎖も起こって

しまいます。

 

身体を冷やす原因に囲まれた夏場、自分自身の血流が

落ちてしまえば身体は冷えに向かう一方です。

 

少し食べるものに気を付けて、身体を中から温めること、

薄着にクーラーで冷やしすぎないこと、

そして、姿勢を正してみることで、

ぜひ冷えずに夏を乗り切ってくださいね。

 

 

そうは言っても、何から始めればいいのか分からない方や、

どうしても冷えが直らずお悩みの場合には、

ぜひ当院にご相談ください。

 

次回は姿勢と骨盤の関係第2弾!

最近よく耳にする、

骨盤が寝ているとはどういう状態なのか、

姿勢にどう影響するのかお伝えします。

お楽しみに!




人気ブログランキング

↑人気ブログランキングに参加中! クリックよろしくお願いします。





« 過去の記事へ