逆流性食道炎 55歳 女性
院長の笠井です。
お医者さんに
逆流性食道炎と診断され、
更年期障害のひとつとして
時が過ぎるのをひたすら待ち続けたDさん。
お腹のハリ、背中の痛み、
不整脈にも似た心臓付近の違和感。
いつも胃の辺りが気になって
猫背になってしまい
実際の年齢よりも老けて見える気がして
かなり落ち込んでいました。
骨盤は後ろに倒れ背中は丸まり
顔が首ごと前に突き出ていて
いかにも疲れた様子でした。
腹部はやはりみぞおち付近と
左肋骨縁あたりがかなり硬くなっていました。
特にみぞおちの剣状突起といわれる
ペン先のような骨が深く内側に折れ曲がるように
落ち込んでいたのが特徴的でした。
カラダの歪みや背骨の生理湾曲を
整えた後
じっくりと剣状突起周辺を優しく緩め
胸骨と肋骨間周辺の筋肉も緩めました。
すると、本人曰く
「瞬間的にす~っとした。
みぞおち辺りの重さが消えた!」とのこと。
量さえひかえれば
禁断の脂っこいものも食べられるようになったとか。
おそらく原始のわれわれの祖先も
たらふく肉をいただいた後は
胃薬ではなくみぞおちをなでていたのでは(笑)
剣状突起周辺は
食道の不調を敏感に反映しているようです。
皆さんも一度触ってみてはいかがでしょうか?
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