10年来の静脈瘤が…
こんにちは、池上です。
今回の症例は、50代 女性 Yさん
4~5年前から腰痛が続いていて、特に右腰から腿のあたりまでいつも
つっぱり感があるそうで、朝起きた時は腰全体が重い感じになってしまい、
特に最近はすっきりしないということでした。
Yさんの腰まわりの筋肉はかなり硬い状態でしたが、ふくらはぎの筋肉も
とても硬くなっています。
背骨もすこし猫背気味になっていて、痛みは無いですが肩のコリもありました。
筋肉をゆるめて、正しい姿勢を少しずつおぼえてもらいながらの通院で、
3回目のときには朝起きた時もつらい感じが無くなってきて、
4回目のときには右脚のつっぱり感が無くなったそうです。
そして、右足の静脈瘤もいつの間にか無くなってると喜ばれていました。
聞くと、10年以上前から右腿の内側にクモの巣状の静脈瘤があり、膝の
裏にも静脈瘤ができていたそうで、病院でも診てもらったこともあった
そうですが、ずっと同じ状態だったそうです。
Yさんの場合、集中して回復センターでケアを受けていたのと、足首を
回す体操などをおぼえてもらって、自宅でもケアを続けてくれていたので、
硬かった筋肉がやわらかくなり、血行がよくなって静脈瘤がだんだんなく
なっていったのだと思います。
今後は、腰の筋肉に負担をかけている猫背気味の姿勢を整えるために、
定期的に回復センターに来院されるそうです。