長引く風邪の症状には
風邪、インフルエンザが流行中ということで、
ストレッチで血流を流すことも実は風邪予防になります
というお話を前回させて頂きました。
今日は、その続きで、長引く症状とカラダのこわばりに
ついてお伝えします。
喉からの風邪で咳が多かった場合、
熱が引いてからも咳や喉の違和感だけが
しつこく後を引いている・・・なんて症状をよく見かけます。
実はこの症状、肋骨やお腹を緩めることで変わることがあるんです。
どういうことかというと、
「咳」をすることは私たちが思っている以上に
腹筋に負担がかかる動作になっています。
咳やくしゃみの拍子に腰が痛くなる方がいるのも
この為です。(固まったお腹の筋肉は腰に負担をかけます)
沢山咳をした後に腹筋が固まって
伸びづらくなってしまうのですが、
体調が悪い時には特に、「伸び」の動作がなくなります。
伸びる機会がなくなった腹筋は、さらに肋骨まで固めてしまいます。
肋骨は呼吸する時に動くのですが、
この動きがなくなってしまうと、どんんどん呼吸が浅くなり、
結果として咳が出やすくなります。
これが、なんとなく症状が長引いてしまう
原因になっている可能性があるんですね。
少し症状が軽くなったと思ったら、
無理のない範囲で、上半身を横に倒したり、
ひねったり、伸びをしたり・・・と
カラダを動かしてあげた方が良いですよ!