秋分の日を終えて、
明日は彼岸明け。
秋モード!ですね。
暑さでサボった分を
せっせと取り戻すべく、
運動の秋ということで
散歩・ウォーキングを再会された方も多いと思います。
さて、
「運動しても自己流が一番危ない」(曽我 武史著 講談社+α新書)
という本が売れているようです。
わたしもそう思います。
先日おこしになったAさんもその一人です。
慢性的な痛みを当院で解消し、
当院でお教えした体操をして予防しつつ、
ウォーキングや簡単な登山(トレッキング)で
カラダ作りを積極的に実践していらっしゃいました。
体調は、以前よりはだいぶ良かったのですが、
今回、カラダをねじった際に腰を痛めてしまい、
再来院されました。
原因は、 足の骨格のズレと足指の使い方の間違いで、
股関節・足の立方骨のズレをなくし、
足指に力が入る歩き方をお教えし、
ずいぶんと腰の痛みも和らいだようです。
足の裏にかかる重心が外側に偏り
脚の運びを誤って理解していたために
発生してしまったトラブルでした。
「自分なりに考案した歩き方でしたが、
効果どころか、トラブルを生んでしまったのですね」
と、がっかりされていました。
でも、安心してください。
カラダはその都度ゆがんだり、
こわばったりするものです。
たいせつなことは、
ゆがみや間違った動きこわばりなどを
自分で感知して
放置しないことです。
冒頭で紹介した本のタイトルにもありますが、
自己流とは、じつは、
自分で現実を感知できないことから始まったりもします。
ときには自分の状態を
客観的に判断してもらうのも効果的です。
私達の存在理由もそこにあります。
私達の仕事は、
ただ黙ってひたすらカラダをもむようなことではありません。
あなた自身が本来持っている自己回復機能を
調整してもどして差し上げることが、
とても大切な仕事だと考えています!!
よい季節になります。
無理せず楽しんでくださいね!!