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2019.06.28

【腰痛防止委員会】理想と現実の架け橋~好き嫌いに学ぶ~


前回の委員会会報は

 

腰痛防止のために

「朝一番にしてはいけないこと」

についてお話しました。

 

 

今回は、

 

別の角度から

 

昨日にもお話した

腰痛を発症した男性のお話を!!

 

 

前回ご紹介した定年直後の男性は、

 

明らかに

 

座りすぎ、

運度不足、

姿勢が悪い、

 

とツッコミどころ満載の方。

 

 

 

・もっとフットワーク良く、

 

・筋肉を刺激して、

 

・姿勢を整える、

 

 

そうすべきです!!!!

 

 

この方は、

 

 

 

「はい、

 

正しいことをすべきなのはわかります。

 

 

 

でも、やろうとすると

 

上手にできなかったり、

変なところに力が入ってしまうようで

 

 

とにかく疲れるし、

痛みも感じるんですよ。

 

 

だから、

 

怖いんです。

 

またひどく痛むんじゃないかと思うと、

 

 

理想に対しては

 

まだ積極的に取り組めない」

 

 

 

 

 

とおっしゃります。

 

 

 

 

 

ごもっとも。

 

 

そうですね、

 

ここで思い出すのが

 

 

子供の食べず嫌いを治す方法です!!

 

 

どんなに

 

 

「大きくなれないよ」

 

なんて正論を言っても、

 

 

 

 

「この食べ物キライ!!!!」

「無理~~~」

 

 

と言う感情にはかないません。

 

 

 

だからこの思いを消してあげることが

 

まず大切!!

 

 

そして

 

 

 

「あ、食べられるんだ!!」

 

と言う自信をつけてもらうこと。

 

 

 

それを

 

この腰痛に言い換えると

 

 

 

「そんな動き、姿勢、できっこない!!」

 

 

「こんなふうにすれば、できるんだ!」

 

に変えてさし上げる!!

 

 

 

 

そうするとそこに、

 

 

「あ、痛くない!!」

 

 

と言う実感が伴うので、

 

 

「後からやりまーす」

 

とは決してならない。

 

 

 

 

「この瞬間から始めます!!」

になるのです。

 

 

 

 

この男性は、

 

 

足うらの重心に決め手がありました。

 

 

カカトと小指側に偏りすぎた重心のせいで

 

立ち上がるときの

 

股関節と骨盤に

 

必要以上の負荷がかかっていたことがわかりました。

 

 

 

そこで、

 

ある小道具を使い、

 

見た目と足裏の感覚に

気づきをもたらしてみました。

 

 

もちろん、整体で調整したほうが精密なんですが、

 

 

 

あえてご本人の気づきを得るために、

 

小道具を使い、

 

 

重心を正しい位置に変えてみました。

 

 

そうすると

 

 

仰向けで寝ていた状態から

横向きになり、

そこから

痛みなくスムーズに起き上がれました。

 

そして

 

椅子から立ち上がる時に

難なく立ち上がれました!

 

 

 

言うまでもなく、

 

 

ご本人は、

 

 

「どう対処したら、

痛みなく起き上がれるか?」

 

 

がはっきりとわかりましたし、

 

 

「今後は、どのようなことに気をつければ、

この辛さを2度と味あわずにすむか?」

 

と言う気持ちまで持つようになったのです!

 

(そう、この時点で理想をお話したら、

そんなりわかってもらえるんですね!)

 

 

 

 

理想と現実。

 

 

その間には

 

大きなギャップがあるものですが、

 

 

実は架け橋も

 

 

案外あるものです!!

 

 

 

見つけるお手伝いを

喜んでいたしますよ〜〜〜!!

 

 

 

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

 

今後も

 

筋肉不足、運動不足

 

について

 

お話していこうと思いますので、

 

 

期待してくださいね!!




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2019.06.20

【腰痛防止委員会】朝一番でしてはいけないこと


今回の会報は、

 

このところのブログのテーマである

 

「支える」

 

の流れをくんでのお話となります。

 

 

 

 

あなたは

 

 

「ぎっくり腰」

 

または

 

「寝ていて起き上がることも困難な腰痛」

 

 

を経験したことがありますか?

 

 

 

 

経験したことがあると

 

起き上がる時の支えの大切さ、

 

ということを

 

 

身にしみて痛感していることと思います!!

 

 

 

一方で

 

 

起床時に

 

 

腹筋運動並みに

 

イキナリ上半身を勢いよく起こす、

 

 

元気の証とばかりに

 

起き上がる、

 

 

そんな起き方をしてはいませんか?

 

 

 

これは、

 

 

どんな元気な人でもお勧めできない起き方です。

 

 

カラダが温まり

なじんだ午後ならともかく

 

 

朝一番でする動きではありませんよ!!

 

 

 

できれば、

 

一旦うつ伏せになり、

 

四つ這いから

 

足を前後に開き

(後ろ足はひざをつき)

 

前足の太ももに両手をついて

 

背中・腰を丸めることなく

 

起き上がって欲しいところです。

 

 

 

うつ伏せになれない場合は、

 

せめて腰を丸めずに

横向きになり、

 

そこから腕を支えにして

カラダを起こすようにしてみてください。

 

 

 

 

これは、

 

腰骨の関節の形からも言えることです。

 

前後の激しい動きには

トラブルを起こしやすい関節の形なんですね!

 

 

寝るときもそうです。

 

 

いずれにしても

 

 

起きる、寝るは

 

腹筋を鍛えつチャンスとは思わないことです。

 

 

 

 

また、

 

グズグズ慎重に動くのがかったるい、

 

そんなちっちゃなことで腰痛防止できるの?

 

そんなちっちゃなことで腰痛になっちゃうの?

 

 

と思われる方、

 

 

 

相当鍛えている人以外は、

 

 

カラダは丁寧に扱った方がいいです。

 

それも、

 

「起きる」って

一日一回は必ずしなくてはならないこと。

 

なので

 

長い目で見た悪いクセの蓄積は避けた方がいい。

 

特に朝方は!!




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2019.06.16

【腰痛防止委員会】病院で異常なしの腰痛はどうすべきか?


今回は、

 

 

「病院に行っても、

異常なしと言われた腰痛」

 

についてのお話です。

 

 

 

一般的に言って

 

「病院に行っても

異常なし」

 

な場合は、

 

ホッとするものですが、

 

 

ではなぜ、

 

異常ではないのに、

痛みや不調が改善しないのか?

 

 

どうにも不安になるものです。

 

 

 

そこで、

 

 

「別の病院に行ってみよう」

 

ということで

 

 

「ドクターショッピング」

 

とも言われる現象が起きるようになる。

 

 

 

別名「青い鳥症候群」

 

とも言われているそうですけどね。

 

 

 

・・

 

・・・・

 

・・・・・・・・・

 

 

って、

この名称、

 

二つとも

 

誤解を生みそうですね。

 

 

 

「異常がないと診断されたんだから、

あちこち動き回らないこと!」

 

「理想を追い求めず、

自分の足元、例えば

気の持ちようとかに

目を向けないさい!」

 

と、なんとなく

さとされているような

そんなネーミングですよね。

 

 

 

こんな時、

 

思い出すのが、

 

 

一風変わったお医者さんが書いた

 

医療従事者に向けた

 

医学教育 概論(全2巻)です。

 

 

 

第1巻 90頁には

 

 

『端的には、医師は病気に至る過程をみないで、

いきなり、出来上がってしまった病気を単純に、

それだけの病気として<のみ>(傍点アリ)みるのです」

 

「本来病気とは、人間の正常な生理構造が歪んでいき、

それが異常な、歪んだままの状態になったもの」

 

と書いてあります。

 

 

ドクターショッピングをする人たちの中にも

 

 

「病気に至る過程まで

しっかりみて欲しい」

 

と感じている方もいらっしゃるのだと思います。

 

 

それを

 

 

「ありえない理想を追いかけている」

 

という扱いをされたとしたら、

 

 

患者側からは

 

納得いかない、

 

と反応されても致し方ないのでは?

 

 

と思うわけです。

 

 

 

 

半年前まで

中国に9年間駐在して、

 

地方都市への出張ざんまい。

待ち時間も入れて

いわばずーっと飛行機内か、

飛行場に座っていた!

 

 

それでも

週末はゴルフでリフレッシュ。

 

それが

帰国とともに定年になり、

 

運動もご無沙汰に。

 

 

ほぼ1日中

ソファーに座りゆったりと過ごす。

 

 

とはいえ

 

運動不足なことは確かなので、

 

ソファーに座っては、

 

足を交互に体に引きつけては

腹筋運動をして

 

カラダがなまらないようにしていた。

 

 

そうしたら、

2週間前に腰に痛みが出て、

 

あまりの痛さに

救急車で大学病院に搬送。

 

でも、結果は、

 

「異常なし」。。。。

 

 

 

それでも、

 

 

筋肉の疲れを疑われ、

 

電気物理療法を受けるも、

痛みが増して

 

我が整体院へ・・・・・・・

 

 

というのが

 

本日いらっしゃった新規さんの実例。

 

 

こんなことが整体院では

毎日起こっています。

 

 

 

この実例を見ただけでも

 

なんとなく、

 

痛みに至るまでの過程は

 

 

・運動不足

 

・座りっぱなし

 

 

などが原因では?

 

 

と一般の方でさえ想像できそうですよね?

 

 

 

 

やっぱり、ですが、

 

ここに私たち民間療法従事者の

ミッションがあると思います。

 

 

どうせ

 

お医者さんが

過程をみてくれないのであれば、

 

自分たちで過程を管理することが

 

とても大切になってくる!!

 

 

 

 

それが今日の言いたいこと!

 

なんですね!!

 

 

 

 

なーんだ、

いつもと一緒じゃん、

 

って言わないでくださいね!

 

 

 

本当に大切なことは

時と場所を変えて

 

何度でも言うに値しますから!

 

 

これからもどんどんお話していこうと思いますので、

 

飽きずにお付き合いください!!




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