逆流性食道炎 63歳女性
新聞配達の仕事をしているYさん。
早朝のお仕事を終えても
ご家族の介護があって
毎日目が回るような生活だったそうです。
股関節をいためてのご来院でしたが、
他の方々と同じように
「先生、胃の調子も悪いんだけど。。。。
整体では良くならないよね???」
とダメモトでのご質問。
お医者さんからは
ストレスが原因と思われる
逆流性食道炎との診断を受けたそうですが
あまり薬を飲むのが好きではなかったらしく
忙しさも伴い、踊り場状態だったようです。
肋骨の捻れ、胸郭の歪みもあり
みぞおち周辺もかなり硬くなっていました。
その真裏にあたる背骨も後ろに飛び出ており
目に見えてみぞおち周辺の負担が大きい様子でした。
毎日の胃の不快感、
胸焼けもさることながら
知り合いが食道がんにかかっていたことから
がんに進行してしまいはしないか、
とても気にされていたようで
心身のストレスはとても大きかったようです。
しかしながら
胸郭の歪みを修正して
みぞおち周辺、胸骨、肋間の
筋肉のコワバリを緩めたところ
違和感が思った以上に解消されました。
「えっ、なんで?なんで?」
と驚いた様子で
みぞおちを押さえながら
「な~んにも感じないんだけど、、、」
と半信半疑の表情ながらも
にっこり笑顔が印象的でした。
ストレスが発生すると
リンパや胸腺、副腎皮質に変化が見られるといいますが
もうひとつ、胃にも変化が見られます。
私たちの手技は
直接痛む内臓にアプローチはしませんが
内臓を包む周囲の箱(骨格や筋肉)を正しいカタチにもどすことで、
中身の内臓ももとの動きにもどってしまうんですね。
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