2022.06.02

痛みと不安


「この痛みの原因はいったいなに?」

「しつこいこの不調は、もしかしたら重病??」

長引く不調は、私たちの気持ちをどんどん不安にさせます。

ときには不安が不安を呼び、状態を悪化させることも。

特に、医療機関を受診しても、効果のある処置がなされないと、

どうして良いか分からなくなります。

結果として、「不活発化」による、新たな不調が生まれてしまうのです。

だからと言って、

「とにかく動けば良い」というのは乱暴すぎます。

ではどうしたら良いのでしょうか?

ますは、いったん冷静になり、

「痛み」を客観的に整理してみましょう。

・どんなときに痛む?(時間や状況など)

・痛む場所は?(筋肉?関節?表面?奥?など)

・痛みの質は?(鋭い?鈍い?ジンジン、ピキっなど)

・痛むが増すのはどんな状況?(立ち続ける、じっとしている、重いものを持つなど)

・痛みが和らぐのはどんなとき?(歩くと、寝ると、入浴すると、など)

ただひたすらじっとしているのではなく、

痛む部位を刺激しないように活動し、

痛みが和らぐような活動を増やす。

こんな簡単なことでも、足踏み状態の痛みに、

変化が現れるかもしれません。

そうすると、、、、、、

冒頭に書いた「不安が不安を生んで痛みを増やす」状態に、

終止符を打つことができます。

負のスパイラルから正のスパイラルに戻すことが大いに可能になります。

ペットや植物の調子が悪いといろいろ対策を打つ方でも、

自分の身体には無策の方が意外に多いことも実感しています。

梅雨も間近で体調管理が難しい時期ですが、

自分の痛みともう少し突っ込んで「対話」してみるのも良いかもしれません。




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