腰痛防止委員会 釣り竿が折れる前に
前回は、
慢性腰痛防止対策1
をお送りしました。
今回は、その続編。
ある姿勢で腰痛が出る場合、
その姿勢を取らなくなります。
例えば、
反る、
という動作。
反る時に
反らす腰骨を少し変えたり、
一部分ではなく、
全体的に反らすように工夫すると、
反る=腰痛 にはならなくなります。
腰が丸まっているから、
反らしたい。
でも、痛みが出るから
反らさない。
この理屈は反らし方を変えれば、
対処できるのですが、
そもそも、
なぜ、
腰がまるまるのか?
を考えると、
慢性的な腰痛に
もっと根本的な対策を打つことができるんですね!
ということで、
ここ最近、
沸騰ワードじゃないか?
と思えるくらい、
急激な腰痛に見舞われる方が多いです!1
4月とは思えないほどの寒さは、
異常に長いあいだに渡って
桜の花を楽しめたことからも明らか。
植物にとっての異常は、
我々の
植物神経にも影響があるのです。
その、植物神経こそが、
ヒトの自律神経
なんです。
いったん春モードになり、
暖かさへとカラダが順応しそうになった瞬間に、
バシャーと冷水を浴びせかけられた感覚。
刺身を氷水に浸しても
身はあまり変化しませんが、
あぶった刺身を氷水に浸すと、
固まってしまいますね?
そのイメージで、
カラダの筋肉が固まります。
この場合は、直接自律神経は関係ないのですが、
こわばることはこわばります。
次に、
冷えたことで
冬モード(自律神経のうちの緊張神経=交感神経)へ
戻ろうか戻らまいか、
混乱が生まれるようです。
そういう理由からも
自律神経が乱れる。
胃腸の働きも乱れます。
ということで
カラダのあの部分が
まずいことになるのです。
それが、
・
・・
・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
おなか、
なんです!!
ここでは、
おなかの中でも
筋肉に焦点を当てます。
単刀直入にいうと、
このポーズをとってください!
おなかの表面、
おなかの深部、
太ももの前、
胸さえも伸びます。
つまり、
カラダの前面の筋肉がよ~く伸びる。
冷やされて縮まった
筋肉たちを
軒並み伸ばしてくれます!!
え?
なぜおなかが縮まると腰が痛むか?
大きな獲物がかかった釣竿は、
背中側が折れてしまうことを
思い出してください。
人間の背中は
若いうちは折れない代わりに
筋肉やじん帯(関節)が
ピキ~っと行ってしまうわけなのです!!
(歳をとると「いつのまにか骨折」が
ありますが)
(スタッフちゃん画)
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