姿勢改善トレーニング
こんにちは。姿勢担当の久保です。
前回は姿勢トレーニングで使用するパワープレートというマシンに
ついてご紹介しました。
今回は姿勢をトレーニングで正すとはどういうことなのか、
どういう流れで何をするのかを詳しくご説明したいと思います。
一言に“姿勢が悪い”といっても原因は人によって直すべき所や理由は様々です。
自分の姿勢がどんな風なのか、理想の姿勢に比べてどこがおかしいのかを知ること。
これが出来ずに、がむしゃらにトレーニングをしても効果は出ません。
足を捻挫したのに、手を冷やしてもほとんど意味はありませんよね。笑
改善トレーニングでは折にふれ姿勢や骨格のチェックをしますが、最初の段階で、
コンピューターを使用した姿勢の精密検査も行います。精密検査といっても大がかりな機械に乗ったりするわけではなく、
骨格のポイントとなるところに印をつけて、専用のカメラで撮影するという方法です。
まずは自分のどこに問題があるのかを知ることが、正しい姿勢改善への第一歩になります。
さて、問題が見えてきたところでトレーニンをしていくのですが、少し注意が必要です。
例えば自分の姿勢の問題点が肩にあったとしましょう。猫背で肩が丸まっている”悪い姿勢によくあるタイプですね。
実はここで、肩に問題がある!と思って肩ばかりトレーニングしてみても、実際はあまりよくならないという事があります。
実はこの場合、問題は肩に表れていますが、根本や原因は違うところにあるのです。
市販の矯正道具や一般的なトレーニングを試して、「どうして私は治らないのだろう」「人とは違うのかな」という経験をしたことがある方は、そ
の方法があなたの原因には合っていなかったのでしょう。もちろん、肩だけを鍛えて直ってしまう方もいます。
原因や根本は人それぞれ。その人に合った方法でトレーニングしていくということが大切になります。
また、トレーニングと同時に大切になってくるのが、日常生活の中での姿勢です。
1時間トレーニングをして帰ったとしましょう。活動時間を17時間として、残りの16時間を家で悪い姿勢で過ごしたとしたらどうでしょうか。せっかくのトレーニングも台無しになってしまいます。
このあたりのアドバイスもトレーニングの中でしていきますが、常に正しい姿勢を意識!というのはなかなか難しいと思います。気づいたときに姿勢を気にしたり、
足を組むのをやめるなど姿勢によくない小さな習慣を減らしてくということが大切です。
このように姿勢の問題点を見つけて、トレーニング、習慣の改善していくことが、姿勢改善トレーニングの流れです。
正しい姿勢は人を元気に見せて、気分を明るくしてくれます。
逆に悪い姿勢は小さな不調や将来の痛みにつながる原因になります。
今まで直らなかった姿勢、今のうちに直したい姿勢、
ぜひともご相談ください。
次回は切っても切れない関係の、【姿勢と肩こりの関係】について
お伝えします。お楽しみに。
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