Archive for 症例紹介



2009.06.29

腰痛 長距離運転 男性 40歳


院長の笠井です。

長距離運転がきっかけで
慢性腰痛を悪化させたAさん。

たしかに
座席は低く
腰が沈むようになっています。

くわえて
脚を浮かしての
アクセルとブレーキの微妙な操作も
長距離ともなれば
結構な脚と腰のスロートレーニングとなります。

Aさんも例外なく
腰・脚・腹部が硬くなっていましたので
からだの歪みをとってゆるめました。

通常ならこれで腰痛は改善するのですが
慢性腰痛を抱えていたAさんには
適切な姿勢指導が必要でした。

長年わずらっていた腰。
それが姿勢の修正だけで
改善するものなのか?
こんなに単純な話ではないのでは?

こんな疑い固定観念も
Aさんのアタマには当初あったと思われます。

でも
真っ白なキモチで
姿勢修正のコツを実施してもらえたので
3度目の来院では
笑顔を拝見することができました。

お父さんとしても
かっこいい背中を
お子さんに見せ続けてくださいね。

ココロから応援します。




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2009.06.24

脚のしびれ


こんにちは
牧野です。

 

いままでなんなくできた動作が
年を重ねるごとにだんだんとできないことが1つずつ多くなってしまう
からだが思う様にいかないと
何もできなくなるのではないかという不安感から
一生懸命運動したり、努めてからだを無理をしてまで動かそうとしてしまう方がいます。

  
良かれと思ってやっていたことが
からだにとっては逆に負担をかけてしまうこともあります。

 

当センターへ来院される方は
自分がやってきたことは
「実は逆効果なんだ!」と気がつき
からだに対して優しく労るようになっていきます。
そうなると、施術効果もぐっと良くなり
症状が改善していきます。

 

今回紹介する方は
そんな自分に気づき
激しい運動は控えて
できないことは無理をしないようにしました。

 

そして、3回目の施術では
左脚のしびれが完全に解消されました。

 

最初、70代の女性、Kさんは左脚のしびれ
腰痛で来院されました。
Kさんはとても行動的な人で
朝のラジオ体操からはじまり水泳、お稽古、勉強会と毎日を忙しく過していました。
からだがいうことを利かないと
痛いのをがまんし体操したり、叩いてからだにムチを打っていました。

 

腰痛は1年くらい前から感じていて
最近では左ひざ裏からふくらはぎにかけての痺れで
感覚が鈍っていたそうです。
Kさんは、日常生活でも苦痛を感じていたので
今の状況にとても不安を抱えていました。

 

先ず、初回の施術では、からだのクセ、歪みを知ってもらいました。
肩、鎖骨、骨盤、足のひらきに歪みがあり
肩から背中、左右でん部から足にかけての筋肉の張りと凝りがると。
施術後の反応は腰痛と脚のしびれは2-3割の改善でなんとなく軽くなったと言いました。

 

また、家ではからだに負担をかけるような体操を控えてもらうようにしました。
そして痛くてもしびれていても
押したり、揉んだり、叩いたりしないように
からだに優しくそうしたいときは、なでるか擦ってあげてくださいと
アドバイスをして初回は終えました。

 
翌日また来院してもらい、状態を聞くと腰痛は5割ほど改善していました。
左脚の痺れはなく違和感へと変化していて
「左足にも体重を掛けれるようになった!!」
と言い昨日、眉間にしわを寄せた表情とは一変し笑顔で語ってくれました♪
とっても良くなり始めたという実感がわいたのか
2回目の施術を終えたあとは
運動を始めていいかとか、あれもこれもしていいかとか質問攻めに合いましたが
「今はまだ安静にする時期です。

今は良くてもまた同じ様にからだを使うと疲労を起こしやすくなります。」

と言い聞かせて納得してもらいました。。。

 

そして、3回目の施術を終えた時には
「あれっぇ、脚のしびれがない!」と言い
「先生、私わかってきました。今まで散々からだを苛めていたんだと」
「からだって北風と太陽みたいなものですね」
私も大きくうなずきました。
叩いたり、揉んだり、押したりするとからだも同じ様に緊張し硬くなってしまいますが
優しく触れてあげればからだも緊張がとけてリラックスします。
そうすることで、硬くなった筋肉に圧迫されていた血管や神経がもとにもどり
正しく循環することができます。
歪みをととのえて、筋肉のこりをほぐすと滞っていたところが回復し
症状が改善されるのです。

 

Kさんは、今ではとても前向きに元の自分の姿を取り戻そうとしています!
そして、張りきって次回の予約をしています。
腰痛も改善される日も近いでしょう。
経過をみまもりたいと思います^^




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2009.05.24

腰と膝の痛みと右足の痺れ


こんにちは、池上です。

 

今日は朝から雨が降っていて、道路工事中の店の前に

巨大な水たまりができていて驚きました。
早く工事が終わってくれることを祈ります。

 

今回の症例は
2~3年前から続いている腰と膝の痛み
そして右膝の痺れがじっとしていても続いている
70代の男性Sさんです。

 

整形外科でリハビリも続けているようですが
特に変化がみられないということで、当センターに来院されました。

 

特に下りのときが辛いということで、右の太ももの筋肉が
とても硬くなっていていました。そのせいで右膝のお皿が上に
引っ張られていて、それで痛みが出ているようです。

 

腰だけでなく肩もかなり力が入ってしまうようで、最近は肩こり
も気になるようです。

 

全身の筋肉を緩め、特に右足の股関節周り、座骨神経の周りを
重点的に動かして柔らかくしていくと、少し痛みが和らいできました。

 

夜になるとかなり調子が良くなり、次に日は調子がいいのでつい体を
動かし過ぎてしまい痛くなってしまったようです。

 

しばらく回復センターに通っている間、少しづつ調子のいい状態が長く
続くようになって、痛み止めの薬を飲むこともなくなり、長く歩くことも
出来るようになってきました。

 

身体をケアする体操もいくつかおぼえてもらったのですが
痛みが出てしまったときに、慌てて痛いのを我慢しながら体操をして
しまっているという話を聞いて、もう一度今一番必要な体操と
どんなときにどんな感じで体操を続ければいいのかを再確認
してみると
その体操を続けることで、身体の調子が前よりよくなってきて
痛みが出たときでも、自分で痛みが取れるようになったと喜んでいました

 

痛みのケアを自分でできるようになれば、筋肉はどんどん柔らかくなって
いくと思います。そしていままで不安なときに使っていたコルセットも
使うことがなくなっていけば、自分の筋肉で腰を支える練習ができるので
だんだん背筋も伸びてきて、姿勢がよくなってくると思います。

 

あとは収縮してしまっている脚の筋肉を少しづつ緩めて伸ばしていけば
回復の速度は加速して行くと思いますよ。

 

自分のケアの仕方に自信が出てきたと思うので
あともう少しです、がんばりましょう!




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