2015.11.13

子どもの姿勢トレーニング 日常こそが鍵!


こんにちは。姿勢担当の久保です。

今回もお子さんの姿勢トレーニングの様子を

お伝えしていきます。

 

小学生低学年のAちゃん。

ご両親のトレーニングについてきて、

元気に院内を飛び回っています。

 

夏休みに入ったのをきっかけに、

姿勢トレーニングを始めることになりました。

 

足指の使い方から始まり、

股関節の使い方、左右のバランスを整える

トレーニングを行いました。

 

すると5回目のトレーニングでは

意識せず自然に立った状態で、

かなり良い姿勢に。

 

座り姿勢も飲み込みが早く、

すぐに正しい座り方を覚えてくれました。

当初は全部で5回のトレーニングの予定だったのですが、

ご両親の希望もあり、引き続きトレーニングを行うことに。

 

バランスや反射・反応などの動きをいれた

トレーニングを行っていたところ、

暫くしてあることに気づきました。

 

待ち時間の座り姿勢が、

以前と変わっていないのです。

 

トレーニングの中で、「座ってみよう」

と言って座ってみると、正しい姿勢が取れます。

 

しかし、それが日常の中に

定着していませんでした。

 

そこで改めてご両親に

生活の中の座り姿勢について

伺うことに。

 

Aちゃんの場合、勉強の時に

少し特殊な椅子に座っている事、

通学の際に電車を使う事、

食事の席で足が床に着かないことが

問題として浮かびあがりました。

 

なので、股関節を使うトレーニングを

再度確認した上で、

 

・長時間電車に乗った後に、姿勢を戻す体操を

すること。

・家で机に向かう時に、足が付くように台を用意すること

 

この2つを約束にしました。

 

癖付、習慣づけなので、

ご両親の意識を含めて、

続けていくことが大切ですね。

 

姿勢にはトレーニングで変えられる部分と、

日常の意識の中で変えていくべき部分があります。

 

日常を過ごす時間と、トレーニングに充てる時間、

どう考えても前者方が長いですよね。

 

日常こそが姿勢を変える鍵!!

 

お子さんと親御さん、そして私たちのような

アドバイザー、3人4脚で進めていきましょう。

 

 

次回は今回少し登場した座り姿勢の大事な要素、

“椅子”のお話をします。

お子さんだけでなく、大人にも当てはまる

お話ですよ。

 




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