Archive for 2009.04



2009.04.22

頸性神経筋症候群といわれた


こんにちは池上です。

特に痛みがあるわけではないけど
二年くらい前からふらつき気分が悪くなることがある
という30代の男性。

顔が熱くなったり心臓がドキドキしたりといった状態に
なることもあるようで、病院では頸性神経筋症候群
いわれたそうです。

首の筋肉がとても硬くなっていました。

首の後ろには神経が集中しているため、そこの筋肉が硬く
なっていると神経の流れが悪くなってふらついたり
気分が悪くなったりという不定愁訴になることがあります。

一度目の施術で
首の筋肉が柔らかくなっていくとふらつきはまだあるものの
自分で首をさわってみたときの柔らかさにとても驚かれていました。

次の日になると不定愁訴は半減、仕事で疲れがたまると前ほど
ではないが少しつらくなるという事の繰り返しだったそうです。

4回目の施術の頃には朝から調子がいい状態が続くようになり
それ以外にも前から弱かった胃腸まで調子がいいという
報告もいただきました。

二年間も続いていた不定愁訴ですが
回復センターで首の筋肉を緩めたり
自宅でも適度な体操を続けてもらうことで
来院するたびにどんどん良くなってきています。

そして、来院するときの表情も明るくなってきています。




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2009.04.19

膝の痛み 56歳女性


5年前に
バイク事故で膝を強打し
お皿(膝蓋骨)を骨折してしまった
Kさん。

骨折は回復したものの
その後痛みはひくことはありませんでした。

痛みに耐えていると
次第に背中も丸くなってしまい、
周囲も心配するくらいに
歩き方辛そうになっていました。

猫背による背面の強いハリと
首の前面突出が極端でした。

体幹を整えて
背骨の湾曲を作り出して
首の突出がおさまり
背中の痛みはかなり改善しましたが、
膝の痛みはなかなか収まりません。

「もう古い傷だから・・・・」
とあきらめモード。

よく見て、触ってみると
かすかにお皿が陥没しています。
お皿の動きは悪くなかったので
見落としかけていました。。。

お皿を優しく浮かすように元の位置に戻してみると、
「痛くありません!」
とニコニコ顔。

よかったですね、Kさん。

元の位置に戻す、
こんな状況でも大活躍の回復法でした!




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2009.04.15

逆流性食道炎 63歳女性 


新聞配達の仕事をしているYさん。

早朝のお仕事を終えても
ご家族の介護があって
毎日目が回るような生活だったそうです。

股関節をいためてのご来院でしたが、
他の方々と同じように

「先生、胃の調子も悪いんだけど。。。。
 整体では良くならないよね???」
とダメモトでのご質問。

お医者さんからは
ストレスが原因と思われる
逆流性食道炎との診断を受けたそうですが
あまり薬を飲むのが好きではなかったらしく
忙しさも伴い、踊り場状態だったようです。

肋骨の捻れ、胸郭の歪みもあり
みぞおち周辺もかなり硬くなっていました。
その真裏にあたる背骨も後ろに飛び出ており
目に見えてみぞおち周辺の負担が大きい様子でした。

毎日の胃の不快感、
胸焼けもさることながら
知り合いが食道がんにかかっていたことから
がんに進行してしまいはしないか、
とても気にされていたようで
心身のストレスはとても大きかったようです。

しかしながら
胸郭の歪みを修正して
みぞおち周辺、胸骨、肋間の
筋肉のコワバリを緩めたところ
違和感が思った以上に解消されました。

「えっ、なんで?なんで?」
と驚いた様子で
みぞおちを押さえながら
「な~んにも感じないんだけど、、、」
と半信半疑の表情ながらも
にっこり笑顔が印象的でした。

ストレスが発生すると
リンパや胸腺、副腎皮質に変化が見られるといいますが
もうひとつ、胃にも変化が見られます。

私たちの手技は
直接痛む内臓にアプローチはしませんが
内臓を包む周囲の箱(骨格や筋肉)を正しいカタチにもどすことで、
中身の内臓ももとの動きにもどってしまうんですね。




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