Archive for 2007.04



2007.04.26

コリはなぜいけないの?


「先生、どうしてコリは体によくないの?」

「そうですね。
 コリは、筋肉が固まってしまった状態。
 そのカタマリが
 血管、リンパや神経を
 渋滞させてしまう原因になるからです。

 たとえば、生活に欠かせない
 幹線道路が
 土砂崩れによって
 通行止め、片側通行止めに
 なったとします。

 とたんに人やモノの行き来が
 邪魔されて
 場合によっては
 生活ができなくなったりします。
 
 ふだんは道路にはみ出てこない
 土砂がはみ出てきた瞬間に
 交通が遮断されます。

 この土砂崩れがコリなのです。

 突然はみ出てきた筋肉によって
 血管リンパ神経の行き来が
 邪魔されますから

 血が細部まで行き届かなくなって
 筋肉や神経の働きが鈍くなる。
 だから疲れる。しびれる。

 コリを甘く見ると、
 人体の根本がゆらぎかねません。

 ほら、太ももをゆるめました。

 動きがよくなりませんか?」

「あっつ、ほんとうだ。
 軽くなっている・・・・
 筋肉の土砂崩れが元に戻ったんですね!!」

 




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2007.04.24

3人そろって


今日の午後の施術所のひとコマ。

回復法を体験するために
40歳の男性が
施術を受けていました。

男性は
手技療法に興味があり
職場で不調を抱えるひとたちに
施術したいとのことでした。

その話を隣のベッドで聞いた
75歳の男性は
「私も家族に施術したい。
 学びたい」
とやおら起き上がって発言。

その話を聞いていた
次の施術を待っていた50歳の女性が
「横からはいってごめんなさい。
 ウチの息子は背中が曲がって
 こぶのように盛り上がっているのですが
 先生の施術を見よう見まねで
 背中を撫でていたら
 ぺちゃんこになったんです。
 すごいと思います。
 わたしも勉強したい!」

おいおいどこまで
この連鎖は続くの?
と思いたくなるぐらい
回復法賞賛祭り。

やっぱり
一家に一人
回復法施術者がいれば
どんなにいいことか

・・・わたしだけでなく
たくさんの人がそう思うときが
遅からずやってくるような予感がします。




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2007.04.23

副交感神経?


副交感神経の話の続きです。

回復法を施術しているとき
おなかがごろごろ鳴り出します。

ご飯前、ご飯後、食間、
不調者さんの特定なく
鳴り出します。

筋肉が緊張している場所が
ゆるむと鳴り出すのですが、
なぜなのでしょうか?

それは
いうまでもなく(題名のとおり)
副交感神経が活発になると
消化器(胃や腸)が動き出すのです。

ストレスで胃が悪くなったり
便秘などになってしまうのも
交感神経があまりにも
活発すぎる状態ともいえます。

さて、施術中に
おなかがなると
ほとんどの方が

知らない顔をしたり
謝ったり
恥ずかしがったりしますが

私はおなかがなる音を聞くとすかさず

「おなかがなりましたね」

と声をかけてしまいます。

もちろん、なぜなるのがいいのか、
を説明しますが、

おなかがなる音をこれほど
うれしがるのは

調理師さんか
回復法を施術する人間か
そのぐらいでしょうね(笑)




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