2009.05.20

ふくらはぎのいたみ 静脈瘤


ふくらはぎのいたみについて
多くの方々がお悩みのようです。
 
ひとことでふくらはぎといっても
湿布薬TV広告でおなじみの筋肉
そう
ヒラメ筋全体が疲労で痛かったり
膝の外側の骨の出っ張りの下が
痛かったり
アキレス腱側が痛かったりと
さまざまです。
 
今日は静脈瘤で
ふくらはぎが
ジンジン・ビリビリ痛むTさんのお話です。
 
Tさんは学校の先生で
日中は立ちっぱなし、
放課後は座りっぱなしと
同じ姿勢が多い日常生活です。
 
運動も日常的には行わず
足のむくみが気になっていました。
 
そんなある日
右ふくらはぎに痛みを感じ
お医者さんに行ったところ
静脈瘤とのこと。
 
手術を勧められるほど
はちきれそうになったふくらはぎの血管でしたが
静脈瘤の手術を受けた知り合いが
再発したことがとても気になって
手術に踏み切れず来院されました。
 
ご存知のように
ふくらはぎは第二の心臓ともいわれる
血流にとってはとても大切な部位。
 
そのふくらはぎは
多様な足(脚)の動きによって
縮んだり伸びたりします。
 
その結果静脈が圧迫され、
心臓に向かって静脈血を
力強く戻すことができます。
 
しかしながら、
Tさんのように足をあまり動かさないと
脚(膝から下)に血が滞り
静脈の逆流防止弁が災いして
静脈血の渋滞=血管の過ぎた膨張(こぶ化)
が発生してしまうようです。
 
身体の前後バランス失調が
脚を過剰に縮ませて血流を阻止してもいますし、
運動不足も筋肉の伸び縮み機会を減らし
血液を送り出すポンプ機能を
阻害しています。

身体の中心部分のバランスを新たに生み出し
姿勢を整えて
足首をやわらかく
ひざ下の筋肉をしっかり動くようにみちびくと
3度目の施術で
ひどく隆起した血管がほっそりと!

その後別件でお医者さんに行ったTさんは
 
「あれ?急によくなったね。薬が効いたかな。
 もう手術の必要はないね。」
とお医者さんからうれしい一言。

Tさんは
正しい姿勢と
お風呂のなかでの正しい足首回しを
毎日の課題として
針で刺すようなふくらはぎの痛みの
再発防止に努めてらっしゃいます。

楽しくウォーキングなどをして
ぜひ攻めの健康法を
継続してくださいね。




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